その⑨

2021.12.16
本当に暖かい創作チームに支えられ、リハーサル後半では、誰の作品だっけ?って思うくらい、それぞれが、それぞれの役割の中で、この作品と向き合ってくれているのを感じた。
舞台作品としては至らぬ点の多いWIP公演ではあったが、普段、舞台になじみのない客層の方々や、子供からご年輩の方々にもご来場頂き、どうやら楽しんでいただけたらしきことが、地元で開催する、ぼくの初めての劇場公演プロデュース作品として、また、やまだしげきのパフォーマンス作品として、そして、2021新年の「やっぱり劇場で踊りたい!」という衝動的な想いを形にすることができた。

◎来場者 / 223名    ◎アンケート回収 154名
なんだか小学生たちに、たくさん褒められた。この同胞からリスペクトを受けているような感覚は、過去の何かに似ているなぁと感じていて、先ほど気付いた。それは、ぼくが20代前半N.Yの地で、ブレイクダンスにはまっていた頃、そんなに上手くもないのにダンスバトルのサークルに入って踊りまくってたら、手を差し出して握手をしてくる現地のB-boyの姿。あの時と一緒だ!笑!この歳になって、不思議な感覚だった。僕は、、変わってない、、、
子供たちが、挑戦する大人の姿を観て、どこかで「自分と一緒だっ!」って共感してくれたのだとしたら、すこしは世界にとって、マシなことが出来ているのかもしれない。

 

Photo by Masato Tanaka
ご来場・ご拝読・ありがとうございました!
このプロジェクトはまだまだつづきます!

 

 
 

 

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